入門編:仏とは

仏教の入門的な内容をお話しするサイトですが、前回は少し踏み込んだ内容になった気がします。
もう少し「入門らしい」テーマにしたいと思います。

「仏教:入門編」と言うけれども、そもそも「仏」とは何ですか?というお話です。
これは以前にも触れていますが、もう一度おさらいの意味も込めて。

「仏」という言葉は、どんな時に耳にしますか?
つい先日も、2時間ドラマで殺人事件が起きて、現場に到着した刑事が言っていました。
「おい、“仏”はどこだ?」
そして犯人が逮捕されると、
「これで“仏”も浮かばれるだろう」。
皆、死んだ人のことを「仏」と言います。テレビを見ている人も、それに何の疑問も抱きません。

しかし「仏=死んだ人」となると、仏教は死んだ人が説いた教えになってしまいます。
死人が教えを説けるはずがありませんね。明らかにおかしいことが分かります。

では「仏」の本当の意味とは何でしょうか?
「仏=最高のさとりを開かれた方」のことです。

一口に「さとり」といっても、下から上まで全部で52の位があります。これが「さとりの52位」です。
下から52段目が仏覚(仏のさとり)といいます。これ以上はないから「無上覚」ともいわれます。
1段違えば、人間と虫けらほど境界が違います。
飛んでいるハエに、パソコンの使い方を教える気になれますか?
ハエには人間の境界を到底理解できません。だいたい言葉が通じないですから。これでたった1段の違い。
まして52段上の仏さまって……いったいどんな境地なのでしょうね。

地球上でこの仏のさとりを開かれた方は、今日まで「お釈迦さま」ただお一人しかおられません。
これを「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」といいます。

こう聞くと、お釈迦さまは生まれたときから仏さまだったかのように誤解する人がありますが、
そうではありません。お釈迦さまが仏覚を開かれたのは、35歳の時です。
入門編らしく、お釈迦さまとはどんな方であったのか、その半生を次回からお話ししていきたいと思います。

仏教入門:仏様とさとりについて

仏教の入門編として仏教に関して分かりやすくお話しているサイトです。
そんな入門編第1回としてお話したいのが、ずばり「仏様」ついて。

「仏様」と聞くと仏教に関心の無い人はどのように思うでしょうか?
「仏様って亡くなった人すべてのことを仏様というんだろう?」
なんて思うのが一般的だと思います。
こんな仏教の入門編を書いている私でさえ、このように思っていた時期もありました。

しかし、亡くなられた方を仏様というのでは無いのです。
仏教とは「仏の説いた教え」ということなので、もし死んだ人を仏というならば、仏教は亡くなられた人の説いた教えということになってしまいます。
亡くなられた人が教えを説くことは出来るはずもないので、「仏=亡くなられた人」というのは間違いになります。

仏というのは「最高のさとりを開いた人」のことをいうのです。

最高のさとり、ということは、さとりといっても色々あるのかなと仏教に入門したての人はおもうかもしれませんね!

そう、その通り!
一口にさとりといいましても、低いさとりから高いさとりまで全部で52の位があるのです。
自力でさとりを開いていくのは大変なことで手足が腐るだるまでさえも30位しかさとりを開くことが出来なかったそうですよ。